2015年10月2日金曜日

Google関連キーワードの仕組み

Google関連キーワード表示とは?


google関連キーワードとは、Googleの検索結果の下部に表示されるの関連キーワードである。

上記は、「AAA会社」を検索したときの、「AAA会社」の検索結果下部に表示された、関連キーワードである。

関連キーワード自体は、「青色」で表示されていること分かるように、リンク文字となっている。よって、関連キーワードをクリックすると、その関連キーワードを検索したときの検索結果が表示されるようになっている。

「AAA会社」に関連する検索キーワード


関連する検索キーワードと書かれているため、「関連キーワード」とか「関連検索」とか、「関連検索ワード」などと呼ばれている。

Google関連キーワードの役割とは

一般的に検索ユーザーは、検索ボリュームが大きい検索ワードから、複合検索(関連検索ワードと一緒に)に絞込み検索していく。
「交通事故」→「交通事故 慰謝料」→「交通事故 慰謝料 弁護士」→「交通事故 慰謝料 弁護士 費用」といった形だ。

交通事故で怪我をしたユーザーが、慰謝料をとれることがわかり、そのために弁護士を調べ、また、弁護士費用を検索していく。

こういった絞込みの流れは、他のユーザーも同様に検索していくことが多いため、関連キーワードといった表示をGoogle側がしてくれることで、絞込み検索がしやすくなるのだと考えてよいだろう。


Google関連キーワードの仕組み!何故表示される?

そう考えてくると、関連キーワードが表示される仕組みにはいくつかの条件があることがわかる。

1.多くの人が検索しているということ
2.その検索結果が有効であること

つまり、検索ボリュームが一定量存在し、かつ、検索結果に有効な結果が存在するということです。

この検索結果が有効であるかどうかの判定方法にはいくつかのパターンが存在しているようだが、CTRや滞在期間、PV数などをみて判断していると考えられます。

2015年9月26日土曜日

Googleサジェスト削除の前にやっておくべきこと

Googleサジェストは、検索補助ワードを表示してくれる、便利な機能です。

たとえば、「家具」と検索すると、

購買層

家具 通販
家具 安い

調査層

家具 オススメ
家具 ブランド

など、さまざまなサジェストを表示してくれるわけです。検索に関しても、こういった検索予測をだしてくれることで、ユーザーにとっては検索効率をあげてくれることになります。

Googleサジェストにネガティブワードが表示されたら?

Googleサジェストに、便利なワードが表示されるとは限りません。ネガティブワードも表示されることがあるのです。

「会社名」で検索したときに、「会社名 倒産」「会社名 詐欺」「会社名 悪徳」というサジェストワードが出るときがあります。

まず、このワードが表示されたら、「即削除しないとならない」と考える前に、やるべきことがあります。

その1 何故表示されたのか?理由を調べる

まず、何故そのサジェストが表示されたのか?理由を調べる必要があります。サジェスト表示される理由としては、2つあります。
1つは、「検索クエリー」が一時的に伸びたということです。ただし、一度に多くの人が、サジェスト表示されていないのに、「同じ検索クエリー」を同時期に打つにはそれなりの理由が必要となります。

ニュースメディアで、問題となるワードを関連検索として使って検索するという流れです。

または、twitterや、2ch、yahoo知恵袋への書き込みなどが原因となってサジェスト表示されてくるケースもあります。つまり、こういったサジェスト表示が何故おきたのか?調査することが重要になってきます。

まず、その火元を確認下上で、削除の方針を固めていく必要があるのです。

その2 名誉毀損なのか?事実なのか?確認する

そのネガティブなサジェストが、名誉毀損なのか?事実なのか確認が必要です。名誉毀損とは、事実とは反する内容が、公に流布されることを指します。そのサジェスト自体に名誉毀損であるか、事実なのかで、対応方法は変わってきます。

Googleサジェスト削除の方針を固める

名誉毀損のサジェスト削除の場合

倒産してもいないのに、「会社名 倒産」とサジェスト表示されていたり、詐欺事件をおかしてもいないのに、「会社名 詐欺」とサジェスト表示されたりしていた場合。
この場合は、Googleへ削除申請することで、削除申請に対応してもらえます。おそらく、Google社は、そういった報道があったのか、ネット上で調査し、そういった情報が確認できない、あるいは、信頼性たる情報がない、場合、削除におうじていると考えられます。

事実のサジェスト削除の場合

事実にあたる、あるいは、そのサジェスト検索に対応するサイトが十分に存在する場合、削除申請では削除される可能性が低いです。
その場合は、会社名のブランド価値向上へ努力していく必要があります。
まず、不祥事を犯している場合、隠そうとせず、その不祥事に向き合っていく姿をネット上でも発信していくことは、ネガティブなワードの拡散が収まると考えられます。
問題を犯した後、企業としてどのように向き合っていくのか?その姿勢をしっかりと示すことがブランド価値向上へと繋がります。
また、ポジティブなサジェスト表示に向けた施策をおっていくことが重要です。
ネット上に、ポジティブなワードとなりうる、サジェスト戦略をねって、そのようなサイトを制作して、対策することで、時間の経過とともに、ポジティブなサジェストワードがネガティブなものをおしだしていくこと考えられます。
また、削除の前におこなった、原因分析をすることで、火元を消す取り組みも重要です。えてして、事実が捻じ曲がっていくことがありますので、そのようなネガティブサジェストの対策もしておく必要があるのです。

2015年9月16日水曜日

ネガティブな関連キーワードに以外に巻き込まれやすい金融機関!

業績に大きく響く!

最近比較的大きな法人もその脅威に悩まされるようになっているネガティブな関連キーワード、その中でも意外に悪い影響を受けやすい業種として金融業があるようです。金融業で最も怖いのは預金が無くなることでして、これこそが金融業の業績を悪化させる最大の要因となっています。

金融業にとっての有難くない関連キーワードとして、『倒産』『貸倒』などの預金者が資金を引き揚げる程の不安要素となるケースです。基本的に1つの金融機関においては1,000万円までは預金補償がされていますが、大口預金者にとってはこれをはるかに超える預金を預けていますので常にいつでも資金を引き揚げる用意はある分けです。

金融業にとって小口の預金の喪失はそれほど痛くは無いにしても、大口の預金が一気に吸い上げられる業績を一気に悪化させることにもなり兼ねません。これにより、最近の金融機関は専門業に削除を依頼するケースが非常に目立って来ていると言えるでしょう。

保険会社の会社名で検索したときに、「倒産」という文字がGoogleサジェスト表示されることも時として見受けられますが、基本倒産の事実がない場合、Google側へ申請すれば、削除されているようです。

2015年9月11日金曜日

Googleの関連検索キーワードは削除できるのか?


Google関連キーワードとは

Googleサジェストは、入力部を補間するものだとすると、検索結果の下に出てくる「***に関連する検索キーワード」という部分に表示されるものである。


関連キーワードとは


上記は、「石鹸シャンプー」と検索した関連キーワードの結果です。


Googleサジェストと関連キーワード 何が違う



上記は、「石鹸シャンプー」と検索したGoogleサジェストの結果です。

ここでワードを比べていただければ分かりますが、サジェストワードと関連キーワードは、微妙に違うことがわかります。

■サジェスト→ここ1ヶ月で打たれた関連ワードが表示される(リアルタイム性が高い)
  ※オススメ、ランキングといったもの
関連キーワード→サジェストが数ヶ月表示されたものが関連キーワードへ落ちる(長期間関連をもって検索されたもの)

という仕様になっているようです。また、関連キーワードの場合、会社名で検索すると、ライバル会社が表示されることが多いです。

これは、「A建設会社」→「B建設会社」→「C建設会社」と検索するユーザーが多いためで、
「A建設会社」と検索すれば、「B建設会社」/「C建設会社」が関連キーワードと表示されることが多いし、「B建設会社」と検索すれば、「A建設会社」/「C建設会社」が関連キーワードと表示されることが多いです。


よって、関連キーワードは、Google側が長期的に検索動向を判断して表示しているため、関連キーワードは簡単には変更されないと考えたほうがよいでしょう。

Googleサジェストと関連キーワードの更新・入れ替え周期

Googleサジェスト→1ヶ月に1~2回(2週間周期)
Google関連キーワード→1年に4回(経験的に、2014年12月に入れ替わった後、最近おきたのが2015年7月。7ヶ月変更がなかったこともある。通常3ヶ月1回、年に4回程度入れ替わる)

この変更周期、更新周期、入れ替え周期を見る限り、Google関連キーワードを入れ替えるの以下に難しいかがわかるでしょう。

Google関連キーワードを削除するには?

一度掲載されてしまうとネット上の風評被害が瞬く間に拡散してしまう関連検索キーワード。Yahoo!虫眼鏡はよく荒らされたり消されたりしていますが、Googleの関連検索キーワードはどうでしょうか?

弁護士相談

関連キーワード削除するには、弁護士相談が手っ取り早いです。権利侵害を明確に伝え、Googleに対応をお願いします。
権利侵害を主張するには、弁護士の助けが必要ですので、また、申請窓口をどこでおこなえばよいかなどすべて、手続きにのっとって行ってくれるのが良い点です。

専門業者に依頼


Googleに削除申請するのは正攻法ではありますが、要望通り削除してもらえるかどうかというと、正直あまり期待できません。

そこで関連検索から削除したいキーワードとは別の複合キーワードを構成されたコンテンツを、検索エンジンにインデックスしてもらう(検索エンジンに認めさせる)ことで、関連キーワードが別なものに入れ替わり、トコロテン式に、ネガティブな関連キーワードを圏外に追い出すことで実質的な削除を図る方法もあります。

しかし、この間接的な削除方法も、やり方を間違えるとGoogleからスパム扱いされかねません。このあたりはGoogleもしっかり対策していますので、闇雲に関連検索に表示させたいキーワードを盛り込んだページを増やしたり検索回数を増やしたのでは、かえって逆効果になることもあります。

システム的にも、法的な対応もできる、関連検索ワード削除サービス会社に相談してみるのがよいでしょう。無料で、豊富な経験に裏付けた形で親切に疑問に回答してもらえます!

関連検索ワード削除サービス

2015年7月15日水曜日

関連キーワードの削除は業者によってはたった1日で削除が可能なことも?

本来ネットにおける検索について利便性の高かった関連キーワードですが、サブキーワードがメインキーワードである企業名などをイメージダウンさせるようなものである場合は企業にとって非常に大きなリスクとなります。

この関連キーワードが検索結果に現れると言う事は、それで大量に検索されていると言うことの現れです。よって、イメージの悪いキーワードが含まれている場合は誰かが意図的に検索をさせた結果であることがほとんどでしょう。

最近はこの関連キーワードを専門的に削除するように異なる関連キーワードで対応する専門業者も存在していますが、中には1日で対応可能と言う所もあります。しかし、1日で対応すると言うことはかなりの量のワードを一気に検索しなければならないので検索エンジンからスパムとして認識されるのは間違いないでしょう。

そのため、このような1日で削除できることを謳う業者をネット上で見つけた場合には注意しなければなりません。

2015年6月12日金曜日

誹謗中傷をネットで書かれたら―警察への連絡方法―

ネットで誹謗中傷を書かれた場合、発信者のIPアドレスを入手することが重要ですが、サイト管理者が開示してくれない場合は書かれたサイトをプリントアウトして警察に行くことが考えられます。

ただし、単にネットの書き込みで困っているというだけでは悩み相談を聞くだけで済まされてしまうことが多いので、「ネット掲示板で誹謗中傷を書かれ、書きこんだ本人を刑事告訴しようと考えているので、刑事課までお願いします。」と伝えましょう。

刑事課では誹謗中傷記事をプリントアウトした証拠を提示して、サイト管理者の連絡先を伝えましょう。そして誹謗中傷を書き込んだ人のIPアドレスを警察から開示請求をしてもらうようお願いしましょう。もし、IPアドレスだけではプロバイダが特定できないと言われた場合は、IPアドレスからプロバイダを割り出すことができる「whois情報検索」(http://www.cman.jp/network/support/ip.html)を教えてあげましょう。

警察に動いてもらうためのポイントは、刑事告訴する意志があることを伝えることです。単に当事者間でトラブルが起こっているというだけでは、民事不介入の原則通り、動いてもらえないことがあります。

2015年4月13日月曜日

ネットでの誹謗中傷削除を受付けていない場合は郵送で

誹謗中傷の削除依頼をする場合、誹謗中傷が書き込まれたサイトの問い合せフォームやメールを利用して行うことが最も簡単ですが、サイトによってはネット経由の削除依頼を受付けていないことがあります。

このような場合は、「侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書」という書類をサイト運営会社宛に郵送する方法があります。書類には削除して欲しいページのURLや、削除したい理由を記載し、必要に応じて身分証明書を添えます。例えば2ちゃんねる(2ch)では免許証などの写しをメールで送付します。

ただし、削除理由には侵害された法律上の権利を記載しなければなりませんので、法律の知識が不可欠です。例えば刑法の脅迫罪や、信用毀損・名誉毀損・業務妨害などを根拠として明記することが大切です。

弊社にご相談いただけましたら、事案によってはネットの誹謗中傷・風評被害対策に詳しい弁護士をご紹介させていただき、法的な対処法をサポートさせていただくことも可能です。一人で悩まず、ご相談ください。

2015年3月25日水曜日

インターネットで拡散した誹謗中傷は企業生命を脅かす

企業活動においてインターネット上の誹謗中傷による風評被害は致命傷となります。特に深刻な影響を受けやすいのが食品・飲料等を取り扱う業界です。従業員が会社への嫌がらせ目的で異物を混入させたり、食肉偽装したという事例がありますが、そのような事実がなくても簡単に企業生命を絶つ方法があります。

とある飲食店で、食中毒を起こしたと偽って脅迫され、店側がお金を積んで黙らせたところ、そのことがインターネット上に拡散し、あたかも食中毒の事実があったからお金の力で抑え込んだかのような風評が複数の掲示板サイトに書き込まれ、ミラーサイトが乱立し、書き込みが行われて以来どんどん客足が遠のき、売り上げも危機的な状況に瀕した事例があります。

根も葉もない誹謗中傷で店が潰されるようなことはあってはなりませんが、企業を起こし、存続させることよりも、誹謗中傷によって企業を潰すことのほうが圧倒的に簡単だということを忘れてはなりません。

2015年3月24日火曜日

誹謗中傷ワードが書き込まれた「悪知恵袋」を見かけたら

ヤフー知恵袋は日常生活の疑問を匿名で質問・回答しあえるとても便利なサービスです。自分で調べて解決できなかったことでも、知恵袋で質問すれば、その分野に詳しい専門的な回答が期待できます。インターネットを公益のために有効活用した素晴らしい仕組みと言えるでしょう。

ヤフーのアカウントがあれば誰でも利用できますので、利用者も閲覧者も非常に多く、検索エンジンからも高い評価を得ているようです。

しかし残念なことに、ヤフー知恵袋で自作自演の悪意ある質問と回答を行い、事実無根の風評を、あたかも真実であるかのように閲覧者の心理に植え付ける行為が、誹謗中傷を拡散させるためのノウハウの一つとして悪用されていることも事実です。

そのような回答に対して、追加の回答文でクレームをつけることはあまりお勧めできません。閲覧者に対して良い印象を与えませんので、逆効果と言えます。

もし誹謗中傷を助長すると思われる「悪知恵袋」を見かけたら、すぐにご相談ください。早めの対策が肝心です。

2015年3月23日月曜日

ポジティブワードの自動発信で風評被害対策

取り締まるための法整備が追いついていないネット上の風評被害に真っ向から対抗するには、サイト運営側へ削除申請するだけでなく、積極的にポジティブワードを含めた情報発信を行っていくことも大切です。

例えばホームページとブログを連携させ、ブログを更新するたびに複数のSNSへ同時投稿している場合、ツイッターのBotと連動させることによって、ポジティブワードを含むブログ記事を一定時間ごとに順に(またはランダムに)ツイートさせるのも一つの手段です。

文脈や投稿頻度に不自然な要素がなければ、特に検索エンジン側で除外ワードを設定していない限りはどんなキーワードでも(悪意の有無に関わらず)関連検索ワードやサジェストに表示させることは可能と考えられています。風評の拡散を狙う攻撃者はSNSの特性を熟知しており、悪用するノウハウにも長けています。

ノウハウを逆手にとってポジィティブワードの露出を高める対策は個人でもできないことはありませんが、より高度な技術知識を持つ対策サービスを利用することで、より的確な風評被害対策ができるでしょう。

2015年3月22日日曜日

関連検索ワードの汚染対策とキーワードの相対位置

関連検索ワードの汚染による風評被害対策の一環として、標的にされているキーワードにポジティブなキーワードを組み合わせたコンテンツを発信するブログやサイトを立てることで、不適切なサイトの検索順位を押し下げる対策を講じることがあります。

その際に意識すべきポイントの1つに、キーワード同士の位置関係があります。例えば、「誰がいつどこで何をした」という文脈は読み手には自然ですが、「誰が何をした」のほうが、個人名と行為との間の相関が強く、関連検索ワードの候補として認知されやすいと言われています。

検索エンジンのアルゴリズムを悪用して関連検索ワードを汚染する攻撃者は、キーワードの相対位置がなるべく近くなるようにフレーズを組み立て、アクセス数の多いサイトや掲示板、ブログ等のコメント欄に多人数で長期にわたって投稿し続けることで風評の拡大を狙いますので、ポジティブワードによる風評被害対策を行う場合は、キーワードの出現頻度だけでなく、キーワード同士の位置関係も意識することが重要です。

2015年3月21日土曜日

ツイッターで炎上した人達のその後は?

最も拡散力が強いとされるSNS、ツイッター。スマホ片手にテレビやネットで興味深い情報を見聞きしたらつい面白半分につぶやきを投稿したくなる気持ちはわかりますが、ネット上での迂闊な情報発信は炎上の元です。

炎上すれば「火事場の野次馬」がやってきますので、「炎上すれば注目が集まる」などと考えている人もいるようですが、他者の名誉を毀損したり業務妨害に当たる発言をして炎上した人がその後どうなったかという処罰については驚くほど知られていません。

●ツイッターで殺人予告した32歳男性→逮捕
●人気声優に危害を加える発言をした24歳男性→威力業務妨害で逮捕
●ツイッターでバスジャックと殺人予告をした人→書類送検

このようなツイートをした本人は、善意の第三者が通報せずともツイッター社から警察へ情報提供が行われます。

●コンビニのアイスケースに入った写真をツイッターに掲載→書類送検

これもよく問題になっていますが、器物損壊や威力業務妨害等の疑いで書類送検されたり、退学になった専門学生もいます。

非道徳的な情報発信は冗談では済みません。犯罪であるという認識を持たねばなりません。

2015年3月3日火曜日

虫眼鏡SEO(関連検索ワードSEO)を絶対やってはいけない理由

最近はロコツに「虫眼鏡SEO」とは言わずに、回りくどい表現で「集客」や「売上アップ」を謳った勧誘メールが出回っているようですが、虫眼鏡を操作する行為はスパムです。Yahoo!のヘルプにも明記されています。

▼Yahoo!ヘルプより抜粋
本機能をSEOや嫌がらせ目的で利用する行為は禁止しています。
(中略)
このようなスパム行為に関しては、実際にスパム行為を行っている企業(実行者)だけえなく、当該企業に依頼を行っている各サイト(依頼者)に対しても何らかの措置を検討する場合がありますのでご注意ください。
▲Yahoo!ヘルプより抜粋

何らかの措置とは何でしょうか?

Yahoo!は虫眼鏡SEOへの制裁として、当該サイトをインデックスから削除しています。サイトを強制削除することに等しい制裁です。

日本国内の検索エンジンシェアの約半分はYahoo!ですから、Yahoo!から削除されたサイトは検索エンジン経由の訪問者を半分失うことを意味します。これがいかに厳しい措置かは容易に想像できると思います。もしGoogleがYahoo!と同じような措置を講じたらどうなるでしょうか?検索エンジン経由の訪問者はほとんどゼロになると考えられます。

検索エンジンの公益性を損なうような行為は絶対にやってはいけません。

依頼するにせよ、信頼できる業者に施策内容を確認し、正しい施策をおこなっているのか確認が必要でしょう。

2015年2月15日日曜日

Yahoo!入力補助(虫眼鏡)の関連キーワードをカンタンに調査できるサービス

Yahoo!虫眼鏡やGoogleサジェストに表示される関連キーワードを簡単に調査する方法をご存じでしょうか?

アルゴノーツ株式会社が提供しているサービスを使えば、ヤフーショッピング関連の検索キーワード(サジェスト)や虫眼鏡サーチを一覧取得することができます。楽天市場やAmazon、Googleの調査もできる優れものです。関連キーワード(サジェスト)は定期的に変化しますが、変化があったときはメールで通知してもらうことができます。

旬のキーワードや人気商品の市場動向を把握することによって、広告出稿に役立つ効果的なキーワードを見つけたり、購買意欲の高いお客様の誘導経路を増やして集客力アップにつなげることも可能です。

ヤフーショッピングで商品販売をされている方はもちろん、楽天やAmazonのキーワード動向を調査することでSEO対策に役立てたい方にもお勧めのサービスです。



アルゴノーツの関連キーワードサーチツール

2015年2月14日土曜日

ヤフー検索のサジェスト機能があまりにも汚染されている件

ヤフー検索の画面が変わったというので「クレジット」で検索しようとしてみたのですが、サジェスト欄に「●●今週の1位」というキーワードが表示されました。試しに検索してみると、誠実に業者の比較をしている情報サイトもあるのですが、中には「クレジット」「審査」「1位」というキーワードの並び順を変えただけの無意味な羅列をちりばめたサイトもあり、一見まともそうに見える「公式サイトはこちら」をクリックしても空っぽのサイトに飛ばされました。

このように、ヤフー検索のサジェスト機能を意図的に操作し、そのキーワードで上位表示されるサイトを用意し、サイト内にちりばめたリンクをクリックさせることでアフィリエイト収入を得ることだけを目的としたサジェスト汚染が横行しています。

もちろんこうした行為の全てが他人のビジネスに不利益をもたらすとは言えませんが、有益な情報を求めて検索してくるユーザーの期待を裏切るような無益なコンテンツしか提供できないサイトへ誘導することは社会悪と言えるのではないでしょうか。

2015年2月11日水曜日

ヤフー関連検索ワードの意図的な操作を助長しているのはヤフー?

関連検索ワードとは、ヤフー検索の利用者が入力したキーワードと組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものを自動的に表示させることで再検索をサポートするための入力補助機能ですが、在宅でお小遣い稼ぎをしたい人がよく利用している「Yahoo!クラウドソーシング」に掲載されている仕事依頼の中に、

「指定したキーワードでヤフー検索をして、結果を報告してください」

という内容のものがあります。

発注者の多くは、自社のホームページやサービス・商品がインターネット上でどのようなキーワードと一緒に多く検索されているのかという客観的なデータを収集し、マーケティング戦略に活かすことを目的としていると思います。

しかし少なからず、意図的に関連検索ワードを操作する目的でスパム行為を行う業者もいるようです。

自然な検索によるキーワードの需要を反映するのが本来の関連検索ワードの目的のはずですから、このような仕事をヤフー自ら斡旋するというのはいかがなものかと思います。

2015年2月9日月曜日

Yahooが虫眼鏡の汚染除去に乗り出した!

Yahoo検索すると関連キーワードが虫眼鏡マークで表示されますが、特定の企業名やブランド名、個人名など、世間一般によく検索されるキーワードと一緒に悪意的なキーワードを検索し続けることによって、関連キーワードに悪意的な単語が多く並ぶように仕向ける「汚染行為」が問題となっています。

検索行為は匿名で行えることから足がつきにくく、取り締まりも難しいのですが、Yahooが事の深刻さを受け止めて、悪意のある関連キーワードの除去に乗り出しました。

例えば以前は「中古車」の関連キーワードに、「●●情報局」のようにあたかも詳しい情報が載っていそうな印象を与えるキーワードが表示されていましたが、実際にはそのキーワードはカモフラージュで、サイトの中身は完全なアフィリエイトでした。

しかし、今では、悪意的なキーワードが一部は残っていますが以前に比べると激減したと感じます。

このままYahoo側の完全勝利に終わるのでしょうか?
それとも虫眼鏡汚染業者の巻き返しがあるのでしょうか?

2015年2月8日日曜日

ヤフー虫眼鏡の関連検索キーワード汚染に加担しないでください

ヤフーの検索窓にキーワードを入れて検索すると、検索欄のすぐ下に虫眼鏡のアイコンで、セットでよく検索されている関連キーワードが表示されます。本当に知りたい情報は一つのキーワードだけでは絞り込めないことが多いので、ヤフーの虫眼鏡はとても便利です。

ところでこのヤフー虫眼鏡、どのようにして関連キーワードが選ばれているかと言いますと、ヤフーの社員さんが手作業で関連キーワードを登録しているのではなく、ヤフーの検索システムが、過去にあるキーワードとセットで検索された組み合わせの中で多いものが虫眼鏡で自動的に表示されるようにプログラムされていると言われています。

この仕組みを悪用する人が後を絶ちません。自分が運営するアフィリエイトサイトへ誘導するために、人気の高いキーワードに自分のアフィリエイトサイト名を組み合わせて多くの人に何度もヤフー検索させるなど、恣意的にヤフー虫眼鏡に表示されるキーワードを操作しているのです。

こういう人(業者も含む)に騙されて、ヤフー虫眼鏡悪用の片棒を担がないように気を付けましょう。

2015年2月4日水曜日

Googleサジェスト汚染への加担を促すスパムメールに要注意

Googleの検索ボックスに文字を入れると、ボックスが縦に伸びて関連キーワードが表示されますね。これをサジェスト機能といいますが、サジェストは検索補助のための機能ですので、ここに表示された関連キーワードは検索者にクリックされやすい傾向があります。

例えばSEO対策を頑張ってもなかなかホームページが検索上位に表示されず集客に悩んでいる建築業者でも、「●●市 リフォーム 株式会社●●建築」などとサジェストに自社名が表示されれば、●●市でリフォームの依頼先を探している検索者は「この会社は●●市のリフォーム業者の中で一番評判がいいのだろう」と思って検索しがちです。すると、SEO対策がどんなに弱くても企業名のような固有名詞で検索すればほぼ検索結果の1ページ目に表示されますので、地道にSEO対策をするよりも手っ取り早いわけです。

このような理由から、Googleサジェストに自社名を表示させるサービスを提供する業者からのスパムメールが横行していますが、そのような誘いに乗らないようにしましょう。サジェストを操作することはスパムに当たります。操作を依頼した側もペナルティを課される可能性があり、最悪の場合は検索結果ページから永久に追い出されることもあります。

2015年2月3日火曜日

依頼者が共犯に!?Googleサジェストの誹謗中傷対策

Googleサジェストは検索ボックスに第一キーワードを入力し始めると直ちに表示されますので、検索第一位のサイトよりも選択されやすいという特徴があります。真っ当なSEO対策で検索上位に自社サイトを表示させてアクセスを誘導するのではなく、このサジェスト機能を意図的に操作してネガティブな関連キーワードが表示されるようにする業者がいます。

人間心理としてこのようなキーワードを見ると「え?あの企業が、あの人が何か悪いことをしたの?」と気になるもので、つい検索をして上位サイトにアクセスしがちですが、手法としては到底評価されるべきではありません。人の心理を悪用する形でアクセスを誘導する行為は、取り締まりが難しいとはいえ、社会悪であることには変わりありません。

さらに迷惑なことに、このような行為を行う業者が当然ペナルティを受けると、業者にサジェストの操作を依頼した側も共犯としてペナルティの多少になる可能性があります。