2015年6月12日金曜日

誹謗中傷をネットで書かれたら―警察への連絡方法―

ネットで誹謗中傷を書かれた場合、発信者のIPアドレスを入手することが重要ですが、サイト管理者が開示してくれない場合は書かれたサイトをプリントアウトして警察に行くことが考えられます。

ただし、単にネットの書き込みで困っているというだけでは悩み相談を聞くだけで済まされてしまうことが多いので、「ネット掲示板で誹謗中傷を書かれ、書きこんだ本人を刑事告訴しようと考えているので、刑事課までお願いします。」と伝えましょう。

刑事課では誹謗中傷記事をプリントアウトした証拠を提示して、サイト管理者の連絡先を伝えましょう。そして誹謗中傷を書き込んだ人のIPアドレスを警察から開示請求をしてもらうようお願いしましょう。もし、IPアドレスだけではプロバイダが特定できないと言われた場合は、IPアドレスからプロバイダを割り出すことができる「whois情報検索」(http://www.cman.jp/network/support/ip.html)を教えてあげましょう。

警察に動いてもらうためのポイントは、刑事告訴する意志があることを伝えることです。単に当事者間でトラブルが起こっているというだけでは、民事不介入の原則通り、動いてもらえないことがあります。